タイヤは中古と新品で違いがある
バイクを安全に乗るためにはメンテナンスが欠かせません。
タイヤは走行すればすり減りが多くなるので溝を確認し、溝が少なくなっていれば交換が必要です。
近頃はタイヤも激安タイヤが登場し、タイヤの交換が必要な人にはつい激安タイヤを購入しようと考えることもあるでしょう。
激安タイヤは中古品であることが多く、中古品でも質のいいもの、悪いものがあります。
購入の前に見極めのポイントを理解しておくべきです。
激安中古タイヤとは
激安の中古タイヤは製造メーカーが不明ということが多いです。
製造メーカーや時期がわからない激安タイヤはオークションサイトなどでよく出ていますが、安く購入できるからといっても即飛びつくことはやめましょう。
オークションサイトで売っている激安タイヤは製造メーカーもいつ作られたものかもわかっていないので、購入は「賭け」といってもいいと思います。
わけありで売っている商品も多いので見極めは重要です。
高級タイヤと呼ばれるタイヤ
例えば質の高い高級タイヤのフロントタイヤはメーカー希望小売価格が2万弱、リアタイヤは3万弱くらいです。
これはあくまでもメーカー希望小売価格なので、店頭の金額となると4万を超えることもあります。
高級タイヤと呼ばれるタイヤに関しては、プレミアムタイヤと呼ばれることもあり、激安タイヤと比べるとかなり金額の幅がでることもあるのです。
これほどタイヤの金額が違うと、どれを購入していいのか迷うという方も出てくるでしょう。
どうしてこれほどの金額の差が出るのか
タイヤにどうしてこんなに金額の差が付くのか、バイクタイヤの金額の違いは、開発力、部材、保管という三つの要素が高いという点につきます。
メーカーによっては最先端の技術を投入し、保管に関しても利用する素材に関しても最高級を誇っているのです。
高品質な素材を利用しデザインや性能も高く、さらに保管状態も気を使っている、こうした状態のタイヤは走行性能も高いため、激安タイヤと比較すると大きな金額の違いが出てきます。
保管状態は重要
バイクに乗る人が安心して乗れるように、バイクライフをよく考えているお店と、まったく考えていないお店ではタイヤの劣化状態が違います。
新品であっても野ざらし状態となっている保管では、タイヤのクオリティが各段に下がってしまうのです。
これが中古タイヤとなると素材も不明、どうやってつくっているのかということも不明、保管状態も不明となるのですから、安全性に疑問を持たなくてはなりません。
タイヤを作って終わり、中古タイヤも売ればいいというスタンスになると劣悪なタイヤを安くどんどん売ればいいという考えになります。
そうではなくバイクに乗る人が安心して乗れるように高性能で安全性の高いバイクのタイヤを作り販売まで責任を持ってくれることが必要です。
激安タイヤの場合、その責任を持ってくれることは考えにくいといえます。