交差点に差し掛かるときの注意点
バイクで走るのは、もちろん公道、つまり一般道です。
道路にはさまざまな障害物やルールがありますが、初心者ライダーは慣れないことが多いため、注意すべきポイントが多いです。
まず、交差点に差し掛かったら、しっかりと注意して走行する必要があります。
交差点は歩行者が左右から歩いてきたり自転車に乗っている人がいたりするため、周りの状況をよく確認しましょう。
また、場合によっては急いでいる人が走ってくる可能性もあり、うっかり走り出そうとするときに見落としてしまうことがあります。
常に視野は広くとり、危険を未然に避けるようにしないといけません。
もうひとつ交差点で気をつける必要があるのが、「巻き込み事故」です。
車が曲がるときに内輪差を考えず、バイクの車体にぶつかってしまうことがあります。
特に車にとって、交差点でのバイクは死角にいることが多いです。
そのため見落としたドライバーが危険な運転をすることがあるため、ライダーも車の動きをよく見ておきましょう。
雨の日も、危険が多くなる
バイクに乗るときには、雨の日もあるはずです。
雨の日は視界が悪くなるため、晴れている日よりも注意する必要があります。
特にフルフェイスでないヘルメットを着用する場合、目に雨粒が入ってきて閉じてしまうこともあるはずです。
このときに周囲の交通状況が急に変わると、すぐに対応できないことがあります。
雨の日は視界が悪くなることを前提として、注意して走行する必要があります。
また、バイクは2輪で車より不安定なため、雨の日はスリップに気をつける必要もあります。
特にカーブなどでは車体を傾けすぎると転倒の危険性もあるため、なるべくゆっくりと車体を傾けすぎずに曲がりましょう。
前述の交差点は、雨の日はより危険が増します。
急ブレーキをかけても雨だと止まれないこともあり、自分が想定していた位置よりも前に出てしまうことがあります。
これは他の車の邪魔になってしまうため、早めのブレーキを意識することも大切です。
高速道路は走りやすいからこそ、十分な注意を
バイクでの旅に慣れてくると、高速道路に乗ることもあると思います。
高速道路は基本的に広めの道路で走りやすく、流れに乗れば真っすぐ走行すれば良いです。
ただ、高速道路はスピードを出して走るため、小さな衝突やブレーキが命取りになることもあります。
そのため運転しやすいからといって強引な走行をせず、安全に十分注意しましょう。
また、ガソリンやヘッドライトにも気をつける必要があります。
出かける前にガソリンの残量が十分かどうかを確認して、ヘッドライトも切れないかをチェックしておくと良いでしょう。
こうした準備が、快適なツーリングに繋がります。