バッテリーが上がってしまうことはよくある
バイクは安全に乗れると楽しい乗り物ですが、ときにはトラブルが生じてしまうこともあります。
その代表的な例が、「バッテリー上がり」です。
バイクのバッテリーが上がるとエンジンがかからなくなってしまいます。
そのため日頃から、充電の残量には気をつけておく必要があります。
バッテリーがなくなったら、JAFを呼ぶのが一番スムーズです。
バッテリーの残量がなくなってきたら、バッテリーの本体を外して充電しておきましょう。
また、充電装置も頻繁に使うものではないため、調子が悪くなっている場合もあります。
そのためときどき正しく動作するかを確認しておくと良いでしょう。
また、ツーリングなどの途中にバッテリーが切れてしまった場合、他のバイクと繋いでバッテリーを動作させることもできます。
ブースターケーブルという専用のケーブルが必要ですが、万が一のときのために用意しておくのも良いでしょう。
キーの閉じこみにも注意が必要
バイクのトラブルで最近増えているのが、「バイクのキーの閉じこみ」です。
バイクは年々技術が向上しており、それに合わせてキーをバイクのシート下やボックスの中に収納したままにしてしまうトラブルが増えています。
こうなった場合には、スペアキーで開けるしかありません。
ただ、スペアキーを持っていないと対処できないため、日頃からスペアキーを分けて持ち歩く癖をつけると良いでしょう。
最初はスペアキーも持っておくのは手間に感じるかもしれませんが、1度こうしたトラブルを経験すると、「やはり持っておいたほうが良い」という考えになります。
キーの携帯方法は、人によってさまざまな工夫があります。
もしツーリングなどに一緒に出かける人がいるなら、その人にも聞いてみると良いでしょう。
自分では思いつかなかった良いアイデアを教えてもらえることもあります。
ガス欠も、うっかりしてしまいがちなトラブル
もうひとつよくあるトラブルとして、「ガス欠」も挙げられます。
ガス欠とは、ガソリンが切れてしまうことを指します。
ガソリンが切れてしまうと当然ですが、バイクが走らなくなってしまいます。
するとその場で立ち往生することになってしまうため、注意が必要です。
ガス欠を避けるためには、日頃からガソリンの残量を確認しておくことが大切です。
残量がどれくらいかを把握していると、「もうすぐガソリンがなくなるから、給油に行かないと」という思考が働きやすくなります。
人によってはガソリンスタンドへギリギリまで行かないこともありますが、これはあまり良い方法ではありません。
場合によってはガソリンを入れる前に残量がなくなってしまうこともあるため、なるべく余裕を持って給油に行くことが大切です。