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バイクタイヤの点検・メンテナンス方法について解説

タイヤ

スリップサインや溝を見る

バイクのタイヤ点検を行なうときは、スリップサインや溝を確認します。
パンクがないか、劣化していないか、何か異物が刺さっていないか、亀裂がないかなどを確認するとともに、タイヤがどれぐらいすり減ったかも確かめます。
また同時に空気圧もチェックし、空気圧が足りない場合は空気を入れます。

すり減った具合のチェックは、スリップサインが出ていないか、溝がなくなっていないかを見ます。
スリップサインは、タイヤの側面にある三角の線上にあるので、スリップサインが出ていないか見てみましょう。
またはスリップサインが分からないときは、溝が無くなっていれば、タイヤ交換の時期です。

タイヤ交換

タイヤのゴムが劣化しているヒビが入っている、溝が無くなっている、このような状態で走ると、タイヤが破裂する、またはスリップして事故を起こすこともあります。
タイヤの交換時期になれば早めに交換するべきであり、バイクにライダーが乗ると後輪に重心がかかるので、後輪タイヤの方がすり減るのが早いです。

・タイヤレバー
・ゲージ
・ムシ外し

タイヤを交換する場合は、最低限これだけの道具があれば自分で行えます。
または、バイク屋やガソリンスタンドでも、タイヤ交換は行なっています。
自分で交換する場合は、まずはホイールごとタイヤをバイク本体から取り外します。
マフラーを外し、ホイールを固定しているナットを外すと、バイクから取り外せます。

1、タイヤの空気を抜く

ホイールごとタイヤを外したら、最初にムシ外しを使いムシを外し、それと同時に空気も抜けていきます。

2、ビートを外す

ビートはビートブレイカーがないと外せないと考える人もいますが、タイヤレバーがあればビートを外せます。
ホイールとビートの間にタイヤレバーを入れて、てこの原理で動かしていくと、外れていくので、タイヤの全周分のビートを外します。

3、ホイールをタイヤから外す

ビートが外れたら、今度はタイヤからホイールを外します。
この時もタイヤレバーを使い、リム部分に押し込み、てこの原理で持ち上げていくと、ホイールが外れます。

4、タイヤの取り付け

新しいタイヤを置き、その上にホイールを起きます。
このときも、リム部分からホイールをタイヤに押し込むように、タイヤレバーを使ってホイールをタイヤに取り付けます。
ホイールがタイヤに入ったら、最後はビートを出しておきます。

5、空気を入れる

新しいタイヤをホイールに取り付けたら、空気入れでタイヤに空気を入れます。
タイヤごとに適正な空気圧があるので、その空気圧分だけ空気を入れて、ゲージで空気圧を測っておきましょう。
最後にムシを取り付け、バイク本体にタイヤとホイールを取り付け、マフラーを取り付けたら交換完了です。