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燃費を向上させるためのメンテナンス方法について

工具

燃費に関わるパーツ

そもそもバイクの車種ごとによって燃費が違うのは何故でしょうか?
やはりそれはバイクごとに、燃費に関わる部分のパーツに違いがあるからです。
そのバイクがガソリンを食うか食わないかの違いは、まずはエンジンの回転数にあります。
当然のことながら、回転数が多いとそれだけガソリンを沢山噴射します。
また2気筒と4気筒でも、2気筒の方が気筒数が少なく、1サイクルで使うガソリンは少なくなります。
ただ部品のロスや、シリンダーにかかる負荷などがあるので、一概に気筒数で燃費が良い悪いとは言えません。

そしてどのようなバイクでも、燃費に関わるその他のパーツもあります。
それは、エアフィルター、プラグ、スプロケット、チェーン、タイヤの空気圧があります。
ちなみに燃費を上げるならば軽量化するのが一番だと言われており、ダイエットが効果的と言われます。
さらには、燃費向上のオイルなどがありますが、あまりこれは燃費として実感できないことが多いです。

燃費向上のためのメンテナンス

・エアフィルター

ガソリンと混紡させる空気を取り入れるときに、空気中の埃などを取り除くフィルターであり、空気清浄機のフィルターを役目は似ています。
フィルターが詰まると空気を十分に取り込めず、混合気の割合を変えてガソリンの効率を落し、燃費を下げてしまいます。
こまめに掃除するようにすると良いですが、水洗いのみでは汚れがあまり落ちないので、専用のクリーナーを使って洗います。

・プラグ

プラグを使うと電極が減っていき、汚れも付いていきます。
時々取り出してはブラシなどで汚れを取り除き、電極がほとんど無い場合は交換しましょう。
プラグが劣化するとエンジンがかかりにくくなり、燃費も悪くなります。

・スプロケット

通常の乗り方をする人にはあまり関係ないですが、ツーリングメインの方は、最高速重視のセッティングにすると燃費向上が見込めます。
フロントの歯数を上げて、リア側の歯数を落とすと、最高速重視セッティングです。

・チェーン

チェーンは、定期的に掃除すると良いですが、乗っていれば伸びていきます。
しかし自然に伸びるからといって、固めにすると、ロスが発生し燃費が下がります。
メンテナンスごとに、ちょうど良い具合に調節すると良いでしょう。

・キャブレター掃除

燃費向上のためにメンテナンスをしても、いまいちという場合は、キャブレター掃除をすると改善することがあります。

その他にも乗り方によっても燃費は変わってきます。
一番理想的なのは、メーカーの燃費実験と同じく、常に30kmぐらいのスピードで走ることです。
ただそれは現実的ではないので、急発進と急停車を繰り返すと燃費はさがるので、あまり行なわない方が良いです。
暖機運転も燃費に関わってきますが、逆に長すぎる暖機運転は燃費を下げてしまいます。