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長期間乗らなかったバイクに乗るときの注意点

長い間乗っていなかったバイクは、注意が必要

バイクは体が直接外気に触れるため、人によっては「冬の寒い時期は乗らない」など、しばらく使わないことがあります。
こうしたとき、再度乗り始めるときには注意が必要です。

バイクはしばらく乗らないと状態が悪くなってしまうことがあるため、点検してから乗る必要があります。
特に確認するべきポイントとして、「バッテリー」が挙げられます。

バイクにはライトやウインカーなどの電気系統があり、これはバイクに積まれているバッテリーで動作しています。
バッテリーは普段乗っていると十分な電力があり、頻繁に気にする必要はありません。
ただ、長期間乗っていないと、バッテリーは自己放電をしてしまいます。
その結果、特にバイクに乗らなくても電圧が下がってしまい、いざ乗りたいときにバッテリーが切れていることがあります。

そのためバイクにまた乗ろうと思ったら、早めにバッテリーを点検しておくことをお勧めします。
そしてもしバッテリーが問題なければ、そのまま使用して大丈夫です。
ただ、バッテリーが上がっている場合は、新しいものに交換すると良いでしょう。
バイクショップなどに行けば、新品のバッテリーはすぐに手に入ります。

タイヤの空気圧も、下がっていることが多い

長く乗っていなかったバイクでもうひとつ気をつけることとして、「タイヤの空気圧」が挙げられます。
タイヤの空気も時間が経つにつれて少しずつ下がってしまい、しばらく乗っていないとタイヤがぺったりとしていることがあります。
これではバイクが真っすぐ走らず、転倒や事故のリスクが高まってしまいます。

そのためタイヤを目視で確認して、接地面がどれくらいかを確認しましょう。
正常な状態なら、接地面の面積が比較的小さいはずです。
これに対して必要以上に広い面積が地面と接している場合は、タイヤに空気を入れる必要があります。
バイクの空気はガソリンスタンドなどにお願いすれば入れてもらえるため、車体を押して行って依頼するか、車などに乗せてスタンドまで向かいましょう。

また、タイヤはゴムでできており、ヒビが入っていることもあります。
そのため状態を確認して、割れなどがないかをチェックしておきましょう。

ブレーキの効きも悪くなっていることがある

時間が経ったバイクに乗るときにもうひとつ気をつけることとして、「ブレーキ」もあります。
しばらく乗らないとブレーキのディスクが錆びてしまったり、ブレーキフルードにエアが入り込んでしまうこともあります。
ブレーキが上手く効かないと非常に危険なため、こちらも試しに少し走って確認しておきましょう。
以上の点に気をつければ、またバイクを気持ち良く楽しめるはずです。