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ライダースポットの閉鎖とモラルについて

スポットのアイコン

ライダーススポットは本当にライダーススポットなのか

最近はバイクに乗る年齢層が幅広くなり、ライダーススポットと呼ばれる場所が多数できています。
ライダースカフェもありますし、バイク用品などを売っているショップも多く、バイクのりが集まる場所はとても多くなっているのです。

ただライダーたちがライダーススポットだと認識していても、ほかの人たちはどう思っているのかわかりません。
実はライダーススポットだといわれている場所でも周囲の人はそういったスポットだと認識していないこともあるのです。

あの大スポットが閉鎖された事実

色々な場所にライダーススポットがありますが、中でも関西、関東で有名なライダース「大スポット」が閉鎖されました。
関西は通称「ナナガン」と呼ばれた場所で第三突堤第七岸でナナガンです。
閉鎖についてはメディアでも大きく取り上げられたほどで、これは大きなニュースとなりました。

なぜこのナナガンが閉鎖となったのかというと、周囲からの苦情が多く取り締まりが強化されたことが理由といわれています。
ここでは8人が摘発されている事実もあるのです。

関東の超有名なライダーススポット「エバグリ」も閉鎖といえる状態になりました。
青梅南追悼公園の一角、そのスポットには金曜の夜になると沢山のバイクが集まっていたのです。
ここは公園の工事が始まったことが原因とされていますが、苦情が多くバイクの音がしただけでも警察が出動しているということもあり、実質閉鎖されているといっていい場所でしょう。

ライダーススポットが閉鎖される理由とは

関西、関東でライダーススポットが閉鎖された理由は両方とも「騒音」です。
バイクでこの場所に集まってくる時、わざとエンジンをふかしたり、スポット周辺をエンジン全開で走るなどの周囲のことを考えない行動があったため、近隣からの苦情が来るのも当然でしょう。

このほかにもゴミのポイ捨てなど、社会人としてのモラルを疑う行動が多かったということもあります。
スポットを利用しているライダーの中には利用する際に汚れないようにと配慮する人たちもいたようです。
しかしこの行動もむなしく、結局閉鎖に追い込まれてしまいました。

気軽にライダーが集まることができる場所がなくなるのは辛い

ライダーたちとしてはその場所に行くと必ずバイクが好きな人がいて、友人ができた人もいるし、その場所を大切に思っている人も多かったはずです。
そのため、一部のマナーなし行動によってこうした場所がなくなるのは非常に辛い事となります。

大勢の人が集まるとどうしても目立ちたいと思う人が出てきますし、楽しくなって騒ぎたくなるのもわかるのです。
でもそれによって正しく利用してきた人たちが利用できなくなることを考えなくてはなりません。

ライダーススポットを利用する人はマナーを守って利用する事が重要です。
周囲の人たちのこと、その周辺で暮らしている人たちのことをよく考えましょう。