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バイク走行時のハンドサインのまとめ

グローブ

よく使うハンドサイン

ハンドサインは、自動車が自転車、歩行者、ツーリング仲間に対して、バイクを運転している時に自分の意思を伝える方法です。
ハンドサインを使えば、相手に自分の意思を伝えることができて、安全にバイクで走行するときの手助けとなります。

・「すみません」または「ありがとう」

これはとくにこのように手を動かしてサインしなさいという決まりはありません。
例えば車に道を譲ってもらったときは、軽く手を挙げればありがとうのサインとなります。
または車の脇を通り抜けたときに、軽く手を挙げればすみませんのサインとなります。
ハンドサインとしては、よく使うので、必要な場面で軽く手を挙げるだけで意思が伝わります。

・ウィンカーサイン

ウィンカーを消しておらず、そのまま走っているようなバイクや車があれば、グーパーと手で合図を送ると、相手にウィンカーが点滅していることを教えることができます。
特にツーリングしていると、仲間の誰かが忘れていることもあるので、そのときはこのサインで知らせると良いです。
ただ仲間によっては、ハンドサインに気づかないような場合もあるかもしれません。
そのような時は、ホーンを鳴らしてこちらに気づかせてから、合図を送ったり、ウィンカーを指さすなどすると伝わりやすいでしょう。

ツーリングで使うサイン

・ガス欠

ガソリンタンクを軽く叩くと、ガス欠のサインとなります。
また信号で停止しているときなどに、ガソリンスタンドを指させば、ガソリンスタンドに寄ろうという意思表示になります。

・トイレに行きたい

指で股間を指すと、トイレに行きたいという合図になります。
ただガソリンタンクを指さすようにも見えるので、ガス欠ならばガソリンタンクを手のひらで叩く、トイレに行きたいときは指さすと、はっきりと区別して使うとわかりやすいです。
もしも高速道路を走っていれば、パーキングエリアの標識を指させば、そこに行きたいという合図になります。

・危険を知らせる

狭い道を走るとき、岩など落下物があるとき、道路に穴が空いているとき、側溝の鉄板が外れているとき、狭い道で対向車が来ているときなど、危険を知らすときには、手を高く挙げる、または左足を真横に出します。
コーナーを曲がって手がふさがっているときは、足を使って合図します。

このサインは、ツーリングで先頭を走るバイクが主に合図することが多く、目立つ合図をすれば、後続のバイクが察知し、警戒して走ってくれます。

・走行不能

走行不能なバイクが出たときは、手を握って拳を作り、腕を垂直に出します。
もしも走行不能なバイクを置いて気づくまで少しの距離を走った場合、そのままUターンしてバイクのところまで戻ることとなります。