1. >
  2. >
  3. バイクのバッテリーの基礎知識とメンテナンス方法

バイクのバッテリーの基礎知識とメンテナンス方法

バイク

電気関連装置を動かす

バイクに積んでいるバッテリーは、もちろん電気を流し、関連する装置を動かす役割があります。
搭載されているバッテリーは、鉛蓄電池がほとんどであり、車のバッテリーより少し小型です。
最近は、鉛以外にもリチウム系の蓄電池も使われます。

バッテリーは、エンジンを始動させるためのセルモーターを回したり、ライトやウィンカーを点ける役割があります。
バイクには発電機が付いており、エンジンの回転を利用して回して発電します。
そのために、バイクを運転すると、バッテリーの電気を使うのと同時に、発電機で発電し充電も行なってます。
このために、スマートフォンなどと違い、バイクのバッテリーは長く使えるのです。

充電について

バイクに発電機が付いているとはいえ、バッテリーは減っていき残量がゼロに近づくこともあります。
エンジンをかけただけではエンジンは回らないので、充電器は動かず充電はされません。
またスターターを使うと、最初にバッテリーの電気を使うので、少なくとも数km以上走らないと、その分の電気を充電しません。
このために、毎回1kmや2kmなどの短い距離しか走らない、または1シーズン以上バイクに乗らないとなると、バッテリーが減っていき、残量がゼロになっていることもあります。

バッテリー残量がゼロになれば、バイク用の充電器を使うと、充電できます。
充電器を持っているならば、バイクからバッテリーを取り出し、必ず+端子から接続して、充電します。
ただバッテリーには6Vや12vがあるので、適合する充電器を使わないと、最悪の場合はバッテリーが破裂します。
さらには、1年など長い期間バイクを動かしていなければ、バッテリーは放電しすぎて、充電しても使えないこともあります。

バッテリーは常に満充電に保った方が長持ちしますが、あまりにも頻繁に急速充電を繰り返すのも、バッテリーの劣化を早めます。
出来るだけこまめにバイクに乗り、常に充電する状態を保つと良いです。
もしも長い期間バイクに乗らないとなると、バッテリーは外して保管した方が劣化を防ぎます。

またバッテリーを充電器で充電後は、バイクの配線のプラスマイナスを正しく接続しましょう。
逆に接続すると、電気系統が壊れて、最悪数万円以上の修理費がかかります。

バッテリーの廃棄

バッテリーは燃えるゴミなどでは捨てることは出来ません。
専門の廃棄物業者に回収を依頼することとなり、近くに持ち込みで回収してくれる業者や、または配送して回収してくれる業者があります。
宅配回収の場合は、送料のみ支払えば、回収してくれる業者もいます。
近くや、インターネットで回収業者を探してみると良いでしょう。
または、購入したお店やホームセンターで回収してくれる場所もあります。

参考サイト : 充電器を使ってバッテリーをいつも元気に!