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ハーネス断線のチェック方法

バイクの電気系統がおかしいと思ったら、ハーネスをチェック

バイクにはライトやデジタル表示などをするためにバッテリーがあり、電気系統の装置が搭載されています。
ただ、バイクで走る道はさまざまで、ときには荒れた道を走ることもあるはずです。
こうした走行を続けていると、電気系統に異常が生じることもあります。

電気系統に違和感を感じたら、まず最初に点検するべきなのが「ハーネス」です。
ライトやウインカーなどがつかなくなったら、ハーネスが切れている可能性があります。
もしくはショートしている場合もあり、これに気付かずにバイクで走行していると、さらにトラブルを大きくしてしまう可能性があります。
ほかのパーツにも影響があることもあるため、必ず早めに対処が必要です。

ただ、ハーネスの点検をするのは、バイクに乗り始めた初心者は難しく感じることがあります。
この場合はバイクを扱うお店などで点検を受け付けているため、依頼すると良いでしょう。

自分でハーネスをチェックするときの方法とポイント

自分でハーネスをチェックする場合、まずは用意しておくべきものがあります。
結束バンドやハサミ、カッターを用意しておきましょう。
結束バンドはハーネスの配線をまとめるために必要です。
ホームセンターなどで購入することができます。

ハサミやカッターは余分なケーブルを切るために必要です。
どちらか一方でも作業することはできますが、場所によってはどちらか一方が使いやすいこともあるため、できれば両方用意しておくと良いでしょう。

最近は本屋などに文房具コーナーがあり、ここでハサミやカッターを購入できます。
また、100円ショップやネット通販などでも購入できるため、使いやすそうなものを用意しましょう。

ハーネスを確認するときには、なるべく導線に直接触れないことが大切です。
ただ、バイクによっては直接触れないと作業が難しい場合があるため、この場合は追加でゴム手袋を用意しておくと良いでしょう。
ゴム手袋はスーパーなどでも販売されているため、手軽に購入することができます。

断線した導線は繋ぎ合わせて、結束バンドで巻いておきましょう。
また、テープで巻いておくのも効果的です。
こうしたポイントに注意して作業をすれば、ハーネスのトラブルを大きく減らすことができるはずです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。

定期的に確認することが大切

ハーネスの確認は、なるべく定期的に行うことをおすすめします。
電気系統はバイクの中でも重要で、トラブルが起きてしまうとその場で走行できなくなることもあります。
こうならないためにも、日頃から良好な状態かどうかを見ておくことが大切なのです。