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メーター照明バルブのメンテナンス

メーターが見やすくなるメンテナンス

バイクを常にベストコンディションに保つためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
メンテナンスの箇所はチェーン周りやタイヤ、ブレーキパッドなどさまざまで、自分でメンテナンスをするのには難易度の高いものもあります。
メンテナンスの中でも、特に難しいものに関してはバイクショップなどで、これはプロに依頼するのがおすすめです。

バイクを夜間に走らせることの多いライダーにとっては、メーターを見やすくさせるメンテナンスも非常に大切です。
夜間の走行でメーターを見やすい状態にしてくれるメーター照明バルブは、ウインカーやヘッドライトほどの重要性はないものの、安全に走行するためには非常に大切な役割を果たしています。
夜間に走行していて「メーターが見にくい」と感じたら、メーター照明バルブをチェックしてみることをおすすめします。

メーター照明バルブメンテナンスの手順

「メーターが暗いな」と感じたら、まずはバッテリーをチェックしてみましょう。
しばらくバイクに乗らなかった場合などは、自然放電によってバッテリーの電圧低下が起きていることがあります。
まず最初に、エンジンをかけていない状態で12.5V程度の電圧が出ているかどうかをチェックします。
この後エンジンを始動させて回転を4,000rpmまで上げ、14V台まで電圧が上がるのであればバッテリーに問題はありません。

次に、メーター照明バルブの点検に移ります。
メーター照明バルブはバルブホルダーに差し込まれていることが多いので、引き抜いてアルコールやパーツクリーナーを使って汚れを除去します。
メーター照明バルブはかなり汚れているケースも多く、汚れを取り去ることによってメーターが驚くほど明るくなることがあります。

長年乗っているバイクの場合、メーターパネルの照明が電球のことも稀ではありません。
電球の間接照明では、夜間にメーターがクリアに見えないこともあるので、できればLEDに切り替えるのがおすすめです。

メーター照明バルブの交換は簡単

メーター照明バルブの交換は、バイクの知識がそれほどない人でも簡単に行なえます。
メーターバルブは、「T10」タイプを購入します。
10というのは直径10ミリという意味で、Tは筒状の形状をしているという意味です。
メーター照明バルブを交換する際に必要な工具はプラスドライバーとマイナスドライバー、ウォーターポンププライヤー、そして8・10・12ミリのスパナレンチです。

バイクの製造年によっては14ミリのスパナレンチが必要になることもあります。
スパナレンジが手元にない場合には、ラチェットレンチやモンキーレンチでも作業ができます。
作業自体は難しくありませんが、時間をかけて落ち着いて作業することが大切です。