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ブレーキパッドを点検する

ブレーキパッドの点検には、目視がおすすめ

バイクにはブレーキが付いており、減速するときには必要不可欠です。
ブレーキが適切に働くことで、安全な運転をすることができます。
ブレーキは「ブレーキパッド」というパーツが大切な役割を果たしており、これがしっかりとホイールの回転を止めることで減速することができます。

ブレーキパッドはその名の通りゴム状のパッドとなっており、ホイールと触れ合うことによる摩擦で少しずつすり減っています。
もちろん普通のゴムよりも耐熱性があるため、すぐに摩耗してなくなることはありません。
しかし数ヶ月、1年とバイクでの走行を続けているとブレーキパッドは確実に劣化し、ブレーキの性能に悪影響を及ぼしてしまいます。

ブレーキが効かなくなると思うように減速できず、最悪の場合、信号で止まれなくなってしまう可能性もあります。
こうなる前に、パッドを交換することが大切です。

ブレーキパッドの点検方法として簡単にできるのは、「目視」です。
新品のパッドは厚みがありますが、劣化すると厚みがなくなり、薄くなります。
そして新品の状態よりも残り具合がかなり薄くなっていたら、交換の時期と言えます。
まずはこれを理解しておきましょう。

多くのバイクでは、車体を下から覗き込むことでパッドを確認することができます。
自分のバイクでどうすればチェックできるかを、見ておくと良いでしょう。

交換するときにあると便利な道具

ブレーキパッドを点検するときに便利な道具が、「ミラー」です。
最近は取っ手が付いたミラーが市販されており、角度を変えられるようになっています。
これによって体を無理な体勢にしなくてもブレーキパッドの位置を確認することができ、点検やメンテナンスの労力を軽減できます。

ミラーはシンプルな道具ですが、あるととても役立ちます。
バイク用品を扱うお店で販売されているため、用意しておくと良いでしょう。

懐中電灯もメンテナンスや交換に役立つ

パッドのメンテナンスにもうひとつ役立つのが、懐中電灯です。
懐中電灯はスイッチを押すとライトが光る道具で、バイクの点検などに使うだけでなく、非常時や暗い場所で何かを探したり、作業したりするときにも役立ちます。
これもあると便利なため、購入しておくと良いでしょう。

バイクの細かい部分を確認しようとするときは、昼間に作業をするときでも暗く感じることがあります。
このときに懐中電灯があれば楽に作業しやすくなり、効率が上がります。
懐中電灯はバイクショップだけでなく、ホームセンターや家電量販店などでも購入することができます。
最寄りのお店で探してみると良いでしょう。
最近はかなり光量が高いものも販売されており、より明るく照らすことができます。