1. >
  2. >
  3. バイクのチェーンのメンテナンス方法とチェーンオイルの選び方のポイントをご紹介

バイクのチェーンのメンテナンス方法とチェーンオイルの選び方のポイントをご紹介

バイク

チェーンオイルの種類

バイクのチェーンをメンテナンスするときは、チェーンオイルを使用します。
チェーンオイルは、チェーンルブとも呼ばれており、バイク屋に行けばいくつも種類があり、どれを使えば良いか迷うことでしょう。
チェーンオイルには、大きく分けて2つあります。

・鉱物を主体とするもの
・フッ素樹脂系を主体とするもの

どちらもメンテナンスの時に使えますが、鉱物主体のオイルは値段が安く飛散しやすく、ゴミが付きやすいです。
フッ素樹脂系のオイルは、値段がやや高いですが、飛散しにくく、浸透性が高いです。

注油は500kmごとに行なうのがメーカー推奨となりますが、雨天時に走れば早めに注油した方が良いです。
またゴミや砂が付きやすい路面を走るときも、早めの注油を行なうべきです。
チェーンが汚れやすいならば、常にチェーンメーカー発売の、ホワイトルブを足しておけば良いです。

チェーンのメンテナンス

まず、チェーンのメンテナンスを怠ると、汚れが付着し固まりとなり、チェーンが正常に動かなくなります。
また錆も発生してくるので、これもチェーンの動きを悪くしてしまいます。
最悪の場合は、ピンが外れて、チェーンがばらばらになって外れてしまうということも考えられます。

・チェーンクリーナー
・ブラシ
・ウエス

チェーンの汚れを落とす場合はチェーンクリーナーを使用し、パーツクリーナーを使うと、チェーンのゴムを溶かしてしまいます。
またチェーンクリーナーがなければ、中性洗剤でも代用できます。
ブラシはチェーン用のものがあった方が良いですが、歯ブラシや大きめのブラシでも構いません。
メンテナンスするときは、スプロケットも時々掃除した方が良いです。

1、カバーを外し洗う

チェーンにカバーがあり邪魔になっていれば、最初に取り外しておきます。
次に、チェーンクリーナーを使用し洗浄し、ウエスで汚れを拭き取ります。

2、注油

クリーナーを拭きかけてウエスで汚れを落とし、クリーナーの成分をよく拭いて落としておきます。
その後は、チェーンオイルを拭きかけて注油します。
チェーンの隙間や側面にもオイルを十分に馴染ませるようにして、タイヤを手で動かして、チェーンを動かし、全体に馴染ませていきます。
余分に付いてしまったオイルは、ウエスなどで拭いておきます。

3、汚れを除去

これでチェーンへの注油は完了ですが、ホイールやタイヤにオイルが拭きかかったら、ウエスで拭いておきましょう。
タイヤにオイルが付いたまま入ると、スリップするので危険です。
カバーを取り外しておいたならば、最後に取り付けて、これでチェーンのメンテナンスは全て終了です。
余裕があれば、チェーンのたるみを調節し、実際に走ってみてチェーンの様子を確かめましょう。